Cutting board made by furniture factory

2018/05/22

カッティングボードとは

カッティングボードは直訳でまな板ですが、日本では一般的にヨーロッパ圏でよく使われている木製の把手(とって)が付いたまな板のことをカッティングボードと呼び分けています。カッティングボードにはキッチン用品のまな板としての使い方の他に、食器プレートとしてバケットや食パン、ローストビーフ、チーズを切ったまま、盛り付けて食卓に並べるように使えます。自然な木の色合いでより一層、料理を引き立ててくれて、美味しそうに写真映えすることは間違いありません。

木と暮らしの制作所を訪問

カッティングボードも制作する家具工房。 木材を加工する機械の音が工房に響き、職人が黙々と作業をしています。 木と暮らしの制作所の阿部貢三さんに 工房とカッティングボードの制作工程について案内して頂きました。

製作工程について

木取り(墨付け) / 両耳付き板(木皮付きの板)の木目と見ながら、丈夫かつ綺麗に型を取れる位置で節や穴、割れ目を除けながら切り分けます。 平削り / 木を乾燥させた際に若干反っているので平滑に削ります。 厚み揃え / 最終工程の磨きで狙った厚みなるように調整。カッティングボードが取り回しやすく、反りにくい丁度のサイズに設計しました。 表面磨き / ザラつきを無くすために、木の表面を磨いていきます。 型取り / 長方形の両耳付き板を成形、帯鋸で一つ一つ手作業で切り出します。 耳磨き / 自然な風合いを残すために樹皮の質感を残しつつ滑らかにします。 形状調整 / 型取りしたカッティングボードの曲線を一律にするため、ルーターでオリジナルの治具に合わせて削ります。 荒取り / スピンドルサンダーで大きな凹凸を削ります。 把手穴あけ / 使用後の乾燥や収納のための吊るす穴を開けます。 面取り / 角を落として、丸みを付けて持ちやすくします。 木口磨き&仕上げ磨き / サンダーとサンドペーパーで滑らかに磨き、仕上げます。 オイル仕上げ / 無添加の荏胡麻オイルで仕上げコーティングします。水による劣化を軽減させ手触りも良くなります。

他のカッティングボードとの違い

飛騨の木を使用しており、木材の切り出しからカット、乾燥まですべての工程において安心品質でご提供しています。 カッティングボードはキッチン用品なので食品が触れても大丈夫なよう、自然でありながら劣化も少ないような仕上げとディティールを追求、 造形は細部までこだわりがあります。 把手の穴は大きくフックもかけやすいようになっていて、使用後の吊るし乾燥や収納しやすくなっています。 まな板側の端部木口は緩やかなカーブになっていて、立てかけた時に接地面が少ないため風通しがよく乾燥しカビにくいよう考えられています。 板の耳である樹皮の質感を若干残すことで自然を感じられながら、滑らかで持ちやすいようにしました。 全体的な丸みのあるフォルムも可愛い。 表面仕上げは荏胡麻オイルで食品を置いても安全安心で、無垢の木の温かみがあり滑やかな手触りと包丁の当たりの柔らかさで調理もしやすい。 盛り付けにおいても陶器の皿と違い、ひんやり冷たくないので温かい食材も冷めにくい利点もあります。 長く使い込むほど味わいも出てきますので、メンテナンスはいつでも歓迎です。使い込んだ良さを残しつつ、綺麗に仕上げてお返しします。 (540円~1080円、往復送料お客様負担)

カッティングボードの樹種

山桜、水目桜、胡桃、栗などをご用意しており、 使いたいシーンや用途、色合いの好みによってお選べます。 まな板としての使い方が主な場合には、胡桃が中では柔らかい方で包丁の刃の当たりが良くオススメです。 特に傷に強く丈夫で長持ちなのは、水分や湿気に強く、堅くて腐りにくい性質を持つ栗が良いです。 カッティングボードはヨーロッパ圏で使われるのもあり、北欧やプロヴァンスなインテリアとしてもピッタリで、 キッチン回りをオシャレにコーディネートする一つのアイテムとしても良いですね。 キッチンカウンターやダイニングテーブルの材種が栗なら、 カッティングボードも栗で合わせるとワンランク上のコーディネートになると思います。 山桜 ほんのりピンク色がかったやさしい色合いと木目が美しい山桜。 比較的硬くて丈夫な材種で、使い込むほどに、味わい深い飴色に変化していきます。 水目桜 硬くて滑らかな木肌と美しい色合いが特徴の水目桜は、「桜」と名前がついていますが、カバノキ科の樹です。 シルバーのような樹皮の雰囲気や美しさが桜の樹ととても似ているため「水目桜」とつけられました。 きらりと輝く杢目やふんわりとした色合いがあたたかさを感じさせてくれます。 栗 栗は硬質で水にも強いのが特徴です。 少し黄色味がかった色で、経年変化により深い色合いになります。 木肌は穏やかな雰囲気で和テイストにも良く合います。 胡桃 胡桃の木は個性的な表情とオレンジ色が入ったような優しい色合いが特徴です。経年でかなり色濃い茶褐色に。 材質は柔らかく軽量で、温かでほんわりとした色・木肌・木目です。 使えるシーン まな板としてパンを切ったまま出せるのは、簡単かつ魅せ方としてもパフォーマンス的に料理が引き立ちます。 来客・ホームパーティーやバルやカフェの食器プレートとしてバケットや食パン、ローストビーフ、チーズなどを盛り付けると写真映えします。 キッチン用品以外の用途でもトレイとして使って雑貨や食器を並べるとインテリアとして可愛らしい。 やはり、キッチンの壁に吊るしてあるだけでもインテリアとして北欧の雰囲気を出してくれます。 カッティングボードの取扱い 洗ったら直ぐに乾かします。立てかけるのもゆるいカーブで接地面を少なくしているので良いですが、 立てかけた際に水気が多いと木材の断面である木口から吸水してカビが入りやすい。なので、吊るすのがベストです。 メンテナンスは使用頻度にもよるので表面が白っぽくなったら、オリーブオイルなどの食用油を布地に染み込ませて磨きます。 表面仕上げが食用油なので洗剤や漂白剤の浸け置きは、オイルが取れてしまいます。 また、食器洗いの高熱や乾燥機の機械乾燥は劣化するので自然乾燥が良いです。直射日光も避けて保管ください。